2015年1月21日水曜日

突然プログラムコーディングに目覚める引きこもり(その1:Macプログラム編)

先週から今週にかけては、外に出ていることが多く、引きこもりでもなんでもない生活。

そしてやっと今日になって、しばらく引きこもりになれる、と思ったら外は雪混じりの雨。ストーブはあるが節約しながら使うのでそんなに暖かくない。体を動かすこともなければほぼ自分の机の周りで生活ができる。この一瞬だけを見たら廃人だなぁ、と思ってしまったり。

さて、前回に続き、これも自分で仕事をやるのだったら作りたくて仕方のなかったことのご紹介を。

現在、Mac版のストリームラジオ録音ツールというものを作るべく、Macの開発言語の一つ(デファクトなのかな?)である、Objective-Cを駆使してプログラムを書き始めている。なぜかと言われると非常に困るが、単に、「自分が欲しかった」からなのだが。

Objective-Cという名の通り、言語としてはC言語の延長上にあるもの、とかなんとか・・・、詳細はWikipediaにでも載っている通りではあるのだが、何しろ今までC言語は数回くらいしか使ったことがなく(本職はVBAなので)、しかも、C言語の入門書も通して読んだこともなければなんか難しくて途中で挫折したこともあるので、果たして作れるものだろうか、と不安になりながら作り始めた。

そもそも、プログラムを作るためには「設計」という工程を踏まないといけない、というのはこの手の業界での基本ではある。ただ、「設計」にもいろいろとあり、大企業で使っている業務ソフトなどのように、顧客とのコミュニケーションに使うような細かい設計書を用意したり、「設計書はオレのアタマの中!」的な設計もある。

ただ、何れにせよ「設計」をするにはその前に完成予想図が必要。イメージのラフ画みたいなの。芸術的な建築家(例えば俺の大好きなオスカー・ニーマイヤーとか)は設計図を書く前にイメージ画が存在するはずなのだ。いきなり図面なんぞひくはずがない。

ということで、一番最初にしたことは、作成するその「ツールで何をするのか」ということ。
頭の中にある、アレやりたいコレやりたいを全て吐き出す。自分で作るので限界なし。とにかくやりたいことてんこ盛り。いわゆるブレーンストーミングである。
#実はまだ終わっていなくて、途中で一旦止めてある。
#アイデアはそのあとも産まれるので書き出してあったりなかったり。

そして、そのブレーンストーミングの結果出てきた言の葉たちを一つ一つプログラムに落とし込む作業を行っていく。まとめてプログラムを作るのではなく、一つ一つ。
例えば・・・。

ストリームラジオの録音をする、というのが範囲が大きすぎるので、これは分解する。NHKのラジオを録音したい、とか、J−WAVEを録音したいとか、細かく分解。

では、NHKのラジオを録音する、となると、これは一つのプログラムに落とし込むことができる単位になる(これはプログラムを書く人の目線なので、非プログラマには分かりにくいかもしれないが)。で、とりあえず録音をするためのプログラムを書く。テストする。録音できたらこれでプログラミングの完了。

技術的にいうと、アジャイルプログラミングの技法を使う、ということになるのだが、なにせ単独作業なので、これがアジャイル?とか自分自身では思ってもいなくて、むしろ、「これぞ日曜プログラム」とか「DIYプログラミング」とか言いたい感じではあるが。

ちょっと話が技法の話にずれていったが、そんな細かい単位での開発に、敢えて(というよりは必要に迫られて)未知のプログラム言語を使ってみたのだが、思っていたほど問題は発生しなかった。というのも、プログラムを作るための例だけであればググればいくらでも出てくるので、それを参考にして(パクるところもそれなりにあるが)とにかく書いてみる。そしてエラーが出たらまたググる。それの繰り返し。トライアンドエラー。

自分の中では、プログラムのスキルを上げようとか思ってはおらず、むしろその前段階の企画設計のスキルが大事だと思っているので、とりあえずプログラムは書ければよし。むしろ思っていた企画からの設計フェーズがきちんとプログラムフェーズ以降に引き継がれ、問題が起こらないようになっていればよし、と考えていた。

ゆっくりですがプログラムの公開もしていきますよ。お楽しみに。


・・・とか言ってるうちにさらに新しい企画を思いついてしまった。来週にでも書こうかな。

2015年1月13日火曜日

LINE Creators Market顛末 (その1:申請まで)

自分で仕事をするならかねがねやってみたい、と思っていたLINE Creators Marketでのスタンプ販売に手をつけてみた。

自分自身は絵を描くことが全くできないので、絵の描ける嫁と共同でやってみることに。
ちなみに、その嫁は手書きで絵を描くので、大まかな作業手順としては、
  1. 絵を描く
  2. スキャナで取り込みデジタル化
  3. レタッチソフトで着色や細部の修正
  4. 申請
という流れ。

レタッチには、Photoshopの廉価版にしては高機能と名高い「Pixelmator」を使用。
そもそもアナログ→デジタル変換をする時点でラスタデータ(ドットで構成された画像ね。線画:ベクターデータでなく)になることは問題なし。ベクター化する必要はない。・・・つまり、Illustratorとか使う理由は少なくとも我が家ではないわけだ。

機械的な作業は俺がやる。取り込んで切り取って、背景の透明化とか共通の色付け、はみ出た線の修正など。
その後、嫁にMacの席を譲り、細かい色付けや追加の描画など、作者ならではの手を加える作業。
最後に俺に戻り、画像ファイルの書き出しや申請手配など。

下絵を描き終わってから申請までおよそ1週間。
フリーで仕事をしているが、それでも他の作業の合間にやっていたりするので、下絵が終わってからの時間だけなら2〜3日もあれば作業が終わるのでは?

ちなみに、嫁に言わせれば、「絵を描くのが一番大変。産みの苦しみってヤツ」とのこと。あちこちで言われている、スタンプの絵の中にあるストーリーとか、そういうのを生み出すは確かに難しいのだろう。理系のアタマではとても思いつかないような奇抜なアイデアとかさ。


申請後の審査の顛末はまた別の機会に。

2015年1月12日月曜日

まだまだ書きかけ、作りかけ



『仕事のブログなんて何書くの?』



と、会社にいる頃にはどこの会社でも言われたものだ。

ブログによる情報発信が、会社のプレゼンスを上げ、より信頼を得ることができる、などと言われたりしているのだが、情報を発信することによるコンプライアンスやプライバシー・セキュリティなどの問題のほうが大切だ、と説得され、提案しても却下されることが多い。そして、最後に言われるのが上の一言。

書くことは決まってる。会社が取り組んでいることやちょっとした情報、たまには仕事から離れたお話をするのも当然アリ。もちろん会社における秘匿事項や顧客の情報などは上手に見え隠れするようにして。

だが、そういうことを考えるのは結構大変。だから会社として、と言うより情報を発信する立場として、そういう面倒なことを考えるくらいならやらない、というのが正直な所なんじゃないのかな、と思っていた。



そして、自分で仕事をするようになり、どうやって自分のプレゼンスを上げ、より信頼が得られるような方法はないものか、と考えると、当然ブログの開設にたどり着くのだが、ふとブログを作ってみると、



『仕事のブログなんて何書くの?』


という問題に突き当たってしまうのである(笑)

確かに面倒クサい。仕事と言ったところで大した仕事もしていない。業務内容なんて言われても、こんな感じでしかない。そりゃ書きにくいよねぇ、と自分自身で思う。


でもね。やらなきゃわからないことなんていっぱいあるのですよ。

何が正しいかわからないのに、最初から正解以外の方法を選んで排除できるわけもないし、可能性を排除して動けなくなるのも違うんじゃないの?と思う。

公開できるような情報は、作るしかない。仕事を作ることと同じ。というかそれも仕事だったりするのだからねぇ。

せめて、1週間に1回は新しい記事を作りたいかな。そして、明日までにもう一つ記事を書いてみようかな。という目標を立てつつ。