2016年2月11日木曜日

MacにWindowsキーボードを導入した顛末(その1:キーボード購入編)

そもそもの話だが、普段はMac使いの私。仕事上Windowsを使うにしても、仮想デスクトップを使っているので、やっぱり目の前にいるのはMacなのです。

最近、特に趣味の筋トレをしていると、手首に痛みを覚えるようになりました。そこで、思い当たる理由を考えてみたところ、筋トレ自体には問題がなさそうなのですが(週1〜2回ですし手首に負担をかけるトレーニングメニューもほとんどないので)、毎日の生活で手首に負担をかける行為といえば、次の2つのことがありました。
・寝ている時に手首をひねっていることがある
・Macのキーボードを打つときに負荷がかかっているようだ
寝相の問題はいかんともしがたいのですが、Macに向かっていて、キーボードを叩く時間はおそらく一般の人達に比べても相当長いわけで、そこに原因があるかもと考えました。

私の使っていたキーボードは一般的なApple Keyboardというやつなんですが、結構キーが引っかかることが多く、そのため無駄に力を入れているのでは?という仮説が生まれました。

そこで、中古屋さんでたまたま見つけてしまったのが、
「Microsoft Natural Ergonomic Keyboard 4000」
でした。2,000円で購入。

なんと、このUSBキーボード、基本のキーを入力するだけならMacにケーブルを差すだけで入力ができます。ちなみにここまではなんの設定もしないまま使っていたりします。

ただ、MacとWindowsのキーボードはいわゆる「修飾キー」の配列が微妙に異なっているので、配列の違いをどのように吸収するか、そして、今までずっと悩んでいた、仮想デスクトップでのキーボード配列の勝手な変更をどう解消させるか、ということが次の問題になってきます。

調べてみると、そういう問題を解消してくれるソフトが存在するとのことなので、実際に導入してみることに。
  1. Karabiner(https://pqrs.org/osx/karabiner/index.html.ja)
    これはいわゆるキーボードカスタマイズツールです。OSレベルだけでなく、アプリレベルでも使えるとのこと。ただ、これを使うのはかなり難しいようで、未だにうまくいかない点が多いです。もう少しいじってみてから報告します。
  2. Seil(https://pqrs.org/osx/karabiner/seil.html.ja)
    これは、Macに存在してWindowsに存在しないキーである、「英数」「かな」キーを使えるようにするものです。Macのスペースキーの両隣にあり、Windowsでいうところの「半角/全角」キーの役割があります。
    私は、Macと同じようにしたかったので、スペースキーの両隣にある「無変換」「変換」がそれぞれ「英数」「かな」にアサインしています。
と、ちょっといじるだけでかなり使えるようになります。個人的にはオススメ、なのですが、問題は「修飾キー」の刻印と内容が微妙に違うこと、そして「ホットキー」と言われる、プログラマブルキーが使えないくらいでしょうか。

もう一つ、これは個人的な問題ですが、数字の「6」の場所です。
このエルゴノミックキーボードの大きな特徴は、キーボードの真ん中に空白の空間があることです。ブラインドタッチをする方はわかると思うのですが、右手で打つキーと左手で打つキーの間に大きな空白がある、ということなのですが、この分け方、アルファベットで言えば、T、G、Bの右に空間があるわけです。

まず左手の話をすると、指はA、S、D、Fに置かれ、それぞれの上下にあるキーはそれぞれの指で押されるわけです。そして、GはFを押す指と同じ指(具体的に言うと左手の人差し指)で押します。では、その上にあるキーは、というと、Tと5になるわけです。

では右手はどうかというと、右人差し指はJに置かれます。その上にあるキーはUと7になります。そして、Jの左隣にあるHの上はというと、Yと6になります。が、なぜかこのキーボード、6は左側にいるのです。


これはすごく困る、という問題でもないのですが、ちょっとした瞬間に「あれっ?」とはなります。なぜこうなったのやら、と思います。 

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