2015年5月29日金曜日

LINE Creators Market顛末(その2:販売開始編)

以前、ブログを始めた頃にポストしたLINEスタンプの顛末だが、前回の続きがいきなり販売開始からになってしまうほど、ブログをほったらかしにしていましたごめんなさい。

しかも、販売はすでに一ヶ月以上前に開始しており、特にマーケティングなどもしてないくせにナゼか売上が立っているという状況。

ちなみに、販売しているのはこんなの。



あえて「買ってください」とは言いませんが、買ってくれたらそりゃ嬉しいですね。
ただ、買ってくれたらなんかします、とかいうキャンペーンは行っておりません念のため(笑)

さて、繰り返しになるが前回のポストは随分前の1月下旬。この時点では、うしまみれスタンプが申請済(12月中に申請)、ちっちきちゃんスタンプは申請直後だった。
そして、もう1種類準備をしていたが、こちら側でネタ切れになっており、申請をしていない状態(それが今現在も続いているのは内緒)。

そして、販売開始が4月中旬だったのだが、その間に各1回ずつ却下(リジェクト)を食らった。理由はどちらも、背景色等の処理がキチンとできていないこと。
ちなみに、他のクリエイターたちのリジェクトの理由を検索してみると、それ以外の理由が意外と多いようで。

似た画像が多い、アスキーアートだ、性的表現、使い道がない、などなど。

同じ構図で文字だけ違う、とかスタンプとして意味がないように思うんだけど、それでも作ってリジェクトされている人、意外と多いのね。
アスキーアートや性的・暴力表現はともかく、「使い道がない」スタンプを作る理由って・・・。

それと、やはり、背景色等の画像処理レベルでもリジェクトは多いようですな。

要するに、リジェクトが起こりうるのは、
・スタンプの企画内容に問題がある
・スタンプの作成過程で問題がある
という流れなのでしょうね。企画自体がキチンとしていれば大丈夫、という見方もできますが。

で、実は二つのスタンプが審査を通ったのはほぼ同時で、数日違い程度。だから1月からと考えて、申請から審査通過(販売開始は通過直後)までほぼ3.5ヶ月かかってる、と考えてよい。
ちなみに、2月からスタンプの収益分配率が変わるというタイミングだったので、1月中にスタンプの申請が殺到したと予想されるが、それでもこの程度で審査通過というのは早い方なのか。

さて、販売開始以降のお話だが、販売当時は、自分(たち)自身も、まぁ売れるとも思っておらず、自分たちのために作ってみよう的な要素も大きかったのでキチンと売り出すこともせず、あえて言うなら嫁が自分のブログに書き込みをちょっとした程度だった。
もちろん、自分たちは夫婦のコミュニケーション用に即購入するわけだが、売上なんて気にもせずしばらく放置していた。

すると、5月に入って、LINEからメールが。売上がたちましたよメールだったのだが、そりゃ夫婦二人で買っただけなので、大した売上でもなかろう、と思っていたら。

「スタンプ2つで1,500円の売上でーす」

はぁ?

細かく言うと、スタンプ1つ(1セット)は50コインで販売される。1コイン税込1.47円が基準。うち、半分がこちらの売上になるので、2人が購入すればスタンプ自体の売上は294円、こちらに分配される売上は147円、ということか。実際にはボーナスコインなんかもあるので、もう少し割りを食うと思われるが。

#その後よくよく調べてみると、スタンプの販売経路で値段が微妙に異なるようで。
#スマホだと50コイン(=120円)、PCからだと120円。
#後述のように、海外でも販売しており、為替レートやら何やらが絡む。
#売上分析という観点からみると非常にわかりにくい。

いくつ売れたのかとかいまいちわかりにくいのだが、単純に売上1500円を倍にして、1セット100円で販売した、と計算するなら、30セット売れた、という計算。へぇ。4月は半分くらいしかないのに30セットも売れたんだぁ。

スタンプ販売数はわからないが、スタンプの利用状況は各スタンプで(セットではなく一つ一つのスタンプで)送受信の数がわかるようになっており、そこからどのような使われ方をしているか、そして、どこの国の人が使っているか、ということが類推できるのだが・・・。

なぜか4月中、台湾で送受信数が多い。ということは買った人も台湾の人たち?
(LINE利用者数2014年7月末時点公式発表・・・日本:5200万人、台湾:1700万人)

ちなみに各国人口当たりの利用率を概算すると、日本:1億2700万人なので約40%、台湾:2300万人として63%となり、普及率と同義と考えれば、台湾の人たちは結構つかってるんだな、と。

まぁ、そうは言っても結局1ヶ月で数十セットしか売れないわけです。何もしてなければ。
だから、マーケティングが大事、と言いたいところだが、個人的にはLINEスタンプについては何もしなくていいかな、と思っていたり。
理由は簡単。世界的なマーケティングなんてできないから(あくまでも個人レベルでは、という意味)。

売上が日本以外の国で立っていた、という事実から考えられるのは、
・LINEの新作スタンプを紹介しているなんらかの媒体が日本以外にもあると考えられる
・日本以外の国で利用率が高い国が存在する(台湾以外にも、タイで40%の利用率が高い国)
・スタンプ自体は言葉の壁を越える(というか、超えられるようなスタンプを作るべき)
・日本に限らず、スタンプの「口コミ」は存在しているはずだ

と、ちょっとまとまっていない考察ではあるが、今後のスタンプの作り方や売り方の参考にはなりそう。
・スタンプは文字より絵。絵だけでなんらかの表情を表しているだけで十分使える
 →スタンプの絵はほぼ同じで吹き出しの文字だけで差別化しているのはまぁリジェクト対象だけど、そんなレベルじゃ売れない
・クオリティ重視。よく練られた企画があればこそ(どちらのスタンプも基本は夫婦間でのコミュニケーションツールとして作っていた)
 →売れるものを作るのではなく、使いやすいものを作るのが基本で、使えない(=使い所が少ない)スタンプは売れないしリジェクトされる
・でも質より量かも。マーケティングをしないのであればいつかは忘れられていくはず。新しいスタンプを定期的に売り出す必要はある
 →一攫千金は運。バズることを前提にマーケティングするのは大変。だったら新しいのを定期的に作るのがいいんじゃないのか

まぁ、面白い収益の仕組みであることには変わりないし、なんとなく稼げるというのもネタとしてはアリ。
だが、こいつで一攫千金はおそらく期待薄。もう少し長い目で収益を見ていきたいとは思っているが、果たしてどうなることやら。


2015年3月6日金曜日

突然プログラムコーディングに目覚める引きこもり(その2:スマホゲーム編)

前回ポストから時間が随分過ぎてしまった。
毎日引きこもりをしているとはいえ、ずっとPCの前にいるわけでもなく、ちょっと出かけたり、仕事とは関係無いことをしていたり。

正直、アイデアだけはたくさん出てくるのだが、アイデアだけではメシも食えないので、具現化すべく行動を起こさねば、と、プロジェクトを同時並行で動かしていたりする。

そんな中、さらに新しい企画を思いついてしまった。というより夫婦の会話の中でふと出てきた、「自分で作ったキャラクターで育成ゲーム作ったら面白いよねー」という一言。随分前の話だが、朝方までLINEのスタンプ作りをチマチマとやっている間に出てきた言葉に、思わず反応してしまった。悪い癖だ・・・(笑)

で、よせばいいのに、ゲームなら最近流行らしい「Unity」だよねーと一人で勝手に脳内変換をしつつ、夫婦でのブレーンストーミングを行ったのだが、終わって早速Unityを起動してみると、・・・「開発言語はC#です」、だとぉ?

これまたObjective-Cと同様、C言語をベースにした開発言語だが、いうまでもなく「異なる言語」なのである。ゲルマン語系列だが全く異なる言語である英語とドイツ語みたいなもんか。それを、今まで日本語しか知らん40過ぎのオッサンが勉強とかでなく、いきなり喋れ!と言われたような状態になるわけだ。混乱するわな。



そうは言っても一応プログラマ上がりのフリーエンジニアですからね。できないことなんてないですよ。なんとかプログラム組んでみましょ。


ちなみに。
こういうポストによくあるのが、「こんな本を読んで勉強してますー」的な言葉の近くにある、アフィリエイトの広告類。本当はそういった広告も載せてみたいと思うのだが、実は、そういった本、滅多に買わない。

プログラムの言語関係で今まで買った本といえば(新しい順に思い出してみると)、
・HTML5の本:1冊
・iPhone開発用の本:1冊
・Pythonの本:1冊
・VisualC++:1冊
・C/C++の本:1冊
・SQLのコマンドリファレンス:1冊

これくらい。しかも、iPhone開発とHTML5の本以外は20世紀に購入した年季モノで、しかもどれもが今でも手垢の付いてない新品同様の品物(笑)。

読まないんだね。読んでも入ってこない、というか、知りたい情報がない、というか。

で、最近はネットでコーディングの情報を得ることが多く、コマンドリファレンスなんかもブラウザで開きっぱなしにしながら見てるとか、昔からやってるVBAのプログラミングなんかでもそういったスタイルだったりする。

でも、ネットでもやっぱり知りたい情報が少ないことが多くて、結構困る。
割と有名どころのサイトでもそうだが、結局のところ教科書以上のことが書いていないのだ。実践的な内容が少ないので、「こういう時はどうしたらいいんだろう」と思う時に不必要な情報しか得られない。



教科書レベルであれば各言語のリファレンスを見れば済むことだったりするので、解りやすいリファレンスを作る、というテーマであーいったサイトは作ってんのかなぁ、なんて邪推してみたり・・・。


2015年2月20日金曜日

自宅PCを仮想化する(その2:VMWare導入編)

「自宅仮想化」ネタの第2弾、実際に仮想化を行ったことで感じたことを書き連ねていきます。

#そもそもなぜ仮想化に至ったかという経緯はこちら

「仮想化」に対してあまり知識がない状態なので、まずは調べ物から。
・・・と調べてみたものの、例えばWikipediaなどの情報だと言ってる意味が全くわからない。イメージが湧かない、というか、そんな感じ。

そんな中、以前「仮想化」という意識をせずに使っていたMacの仮想化ソフト、「VMWare FUSION」の親戚みたいなの(導入時点ではこの程度の認識でした・・・)があり、しかも無償で提供されている、というので、まずはそいつで試してみよう、と相成った。その名は・・・、

「VMWare ESXi」

名前なんてどうでもいいが、要するにVMWareってヤツだね、と。Macで使う前から名前だけは聞いていて、何やら遠隔地にあるサーバをごにょごにょとかマシンがごにょごにょとかどうとか。要するに一つの物理マシン(パソコンの機械)のハードディスクにOSを入れるんじゃなくって、物理マシンを四次元ポケットみたいにしてしまい、その中に「パソコン的なもの(いわゆる仮想マシン)」をいっぱい放り込み、使いたい時に取り出せる、という便利な「未来の道具」なのだ、とドラえもん的発想で考えればそんな感じ。

本来なら他に検討するべきところなのだが、まずはどんなイメージで動作するのかを確認したいので、ちゃっちゃとインストール。特に今回セットアップ等の方法はここには載せないが、参考になるサイトはいくつかあって、

など。この辺を見たらまぁ大体セットアップはできるはず。

ただし、このソフト(・・・というような代物ではないがまぁわかりやすく言えばソフトだなぁ)、ちょっとした問題点がある。

ハードウェアの対応が厳しすぎるのだ。

基本的に、仮想化するためのハードウェアの条件は、
・CPUが「仮想化技術」に対応していること
 IntelであればVT-x、AMDならAMD−V対応のモノでないとできない(詳細はこのページから)
 →自宅PC:Intel Core2 Quad Q9650 3.00GHz

・メモリをいっぱい積んでないとダメ
 理由:複数OSに対して一つのマシンに積んであるメモリを共有させるから
  ※後々触れる「メモリ共有」という仕組みはあるが、だからと言ってメモリ最低限、というわけにはいかない

 →自宅PC:8GB

・ネットワークカード(NIC)がないとダメ
 普通のPCのようにディスプレイを繋いでも仮想化したOSが表示されるわけじゃない。仮想マシンは別のPCからネットワーク経由で呼び出すし、仮想マシンのOSインストールも同様に別のPCからネットワーク経由で行うのだ
 →自宅PC:後述

というのがある。実はその辺で売っている(いわゆる家庭向け/コンシューマー向け)PCだとこの条件を微妙に満たさない。俺はたまたま(というか仕事だから、というか)チョイとハイスペックな自作PCをWindows用に使っていたこともあり、この条件は満たしていたのだが、ここからさらに細かい条件があり、そのままでは使えない、ということになった。

詳しく言うと、NICがあるのに対応していない、という状況。
使っていたPCはNICがマザーボードに直接繋がっている(いわゆるオンボードNIC)タイプの、「ASUS P5QC」というヤツ。ちなみにNICのチップセットはAtheros社のヤツなのだが、この会社のはVMWareではほぼ未対応だとのこと。
#実は、対応させる方法はあるのだが、ドライバーを自分で作らなければならない。
#そのために時間を割くことはできなかったのでこの方法での対応は却下した。

なので、対応しているNICを買ってくる羽目に。買ったのはIntel社のチップが載っているノーブランドのバルクもので、こいつを入れてあげたらインストールできた。

簡単な手順としては、このソフトをインストールしてから、「Windowsマシン上で」仮想マシンを作成、OSを入れる、という手順なのだが、この時点でWindowsマシンは手元にない。Macしかない。さてどうするか。

とりあえず以前使っていたVMWare FUSIONがあるので、Macにインストールし、そこからWindowsを起動させて、という、かなりややこしいことをして仮想マシンを2台作成することに成功。仮想マシンはMacにインストールした「Microsoft Remote Desktop」を使ってアクセスすることになった。

さて、使ってみると・・・。

これがまた快適。びっくりするくらい快適。
各(仮想)マシンに対してはそれぞれ4GBのメモリを割り当ててあるため、そこそこのマシンを四次元ポケットに2台入れてある状態。ただし、ネットワークの速度に依存するところもあり、たまに我が家の無線が調子悪くなったりすると突然動きが遅くなったりする。

それから、呼び出す端末の速度にも依存するようで、普段使っているMacのデスクトップ(当時はiMacのちょっと古いヤツ)が別の作業をしていると呼び出したWindowsの速度も遅くなったりする。これは、iMacを買い換えた際に判明したこと。



<!--
ちょっと話がずれるが、いわゆるシンクライアントを使う方法もあったと思う。

実際には我が家ではある事情(前回のポストにもある通り、必要以上の端末購入はできない)によりシンクライアントの導入ができなかった。が、上記のように、仮想マシンを使うにあたってのシンクライアント導入については、マシンのメモリがそこそこ積まれていて、かつネットワーク環境が早ければ早いほど快適に使える、ということが言えると思う。

では、そんな条件を満たすのは例えばどんなマシンなのか。その辺で売っているマシンなら、例えばChromebookとかなら快適かもしれないし、ネットブック系の小さいPCを使ってもメモリが増設できるマシンなら有用かもしれない。

そして、実は試してみたいのが、Playstation。2は持っているが、ネットワークに繋げない気がしているので多分無理だろう。では、3とか4とか、たしかブラウザがあるはずなので、それを使ったらどうなるだろうか。もうちょっとお金に余裕ができたら買って試してみたいところではある。

さて、呼び出す端末に依存する部分は解決のしようがあるのだが、呼び出される四次元ポケット側の問題は如何ともしがたい。先に述べている通り、この四次元ポケット(ソフトのことね)はとりあえずハードウェアの選り好みが激しいわけで、NICだけでなく、もう一つ対応できていないものがあった。サウンドカードである。

単純に開発をするだけであれば全く問題はなかったのが、WindowsマシンでRadikoの録音をする、という用途上、どうしても「音がしない」ことで、録音ができない事象が発生。いろんなソフト(こんなのとかこんなのとか)を試してみたのだが、どうもうまく録音ができない。これが結局自分で作ろう、という結論に結びついたのだが・・・。

そこで、何件かもらっていたAccessツールの移植の仕事がひと段落する頃合いを見計らって、他の「仮想化」のための方法を探ってみた。そこで見つけたのが・・・、

・・・
ここで「次回に続く」とかやると、最近のテレビ番組みたいでイヤなんだけどなぁ(笑)
でも・・・、


次回に続く。選定のプロセスもあるのでそこから話を進めようか。

2015年2月12日木曜日

自宅PCを仮想化する(その1:顛末)

いつ頃からか、IT業界では「仮想化」という言葉が流行りだしていたようである。普通の生活をしているとほぼ関係がない用語ではあり、わりと普通の生活をしている俺にとっても、しばらく関係のない用語ではあった。

が、現在では我が家のPCは「仮想化」されることで複数台のPCを一つのマシンにまとめられている、という、一風変わった環境になっている。

この環境にしたのがちょうど1年くらい前なので、その頃の状況を含めてメモを残してみようと思う。
ただし、技術的かつ概念的な話なので、非常につまらないかも。完全なチラ裏ですね(笑)


もともと、我が家ではある「掟」がある。

『PC類はたくさん買っちゃダメ。必要な分だけ。』

今でこそ仕事で使うのでこの制限は随分ゆるくなっているが、1年前はMac1台(自宅用デスクトップ)とWindows1台(Office/VBA開発用)以上は持てなかった。VBAの開発は会社員時代から個人的にチマチマと仕事を受けていたりしたので、Windowsマシンはそれなりにハイスペックな、サーバーと見間違うようなものを持っていた。

で、ディスプレイやキーボード・マウスを2セット用意し、作業部屋の小さい机の上でキーボードをとっかえひっかえしながら作業をしていたのだが、まぁ開発以外にはWindowsマシンは使わないので(実際にはRadikoの録音をしていたので常時付けっぱなし)、大した問題もなく、あえて言うならWindowsマシンがデカすぎて場所をとってしまうくらいのものであった。

そしてある時(これがちょうど1年前)、VBA開発を以前依頼されていた方から、こんな依頼を受けた。

「以前作ってもらったAccessアプリ、Office新しくするから作り直してくれる?」

よくよく聞いてみると、そのアプリを開発した時からもう数年経っていて、マシンを新しくしようとしたのだが、その頃とは環境が随分変わっていて、アプリが古くて動かないかもしれない、ということなのだ。

開発当時は、
・OS:Windows XP
・Office: 2003

で、新しく購入予定のマシンは、
・OS: Windows 8
・Office: 2013

要するに、サポート切れ間近のマシンから最新マシンに変更したい、というところから始まったのだが、その検証段階で、Officeを使っていたアプリがあり、これが動かないのではないか、ということであった。

単純にAccessでデータベースを使っているだけならば単純に変換をするだけで動くはずなのだが、アプリとして作っているので、変換だけでは動かないだろう、という話は当初の開発時に既にしていた。開発時にはもうOffice2010が出ていて、2003との互換性については特にAccessがネックになる、ということだけは分かっていた(詳細はそのうちどこかでブログに載せようと思う)。

しかもそこでOSが新しくなる、という話もあり、そもそもOfficeは一台のマシンに複数インストールすることはできないし(本当は「できる」のだが、複数のOfficeを入れた状態は特殊であり、通常の環境とは異なる挙動をしてしまうことがあるということは経験済)、単純に我が家の開発用Windowsを新しくするだけでは失敗する可能性があるだろう、と考えた。

ということで、新しくWindowsマシンを購入しようとしたのだが、ここでネックとなるのが、我が家の掟。

『PC類はたくさん買っちゃダメ。必要な分だけ。』


いや、必要じゃん?

と思うだろうが、よく考えてみると、この「新しい環境への移植」というのは一時的な作業なのだ。一時的な作業のためだけにマシンをもう一台購入する、というのは認めたくても認められない、というのが我が家での見解。

おまけに言えば、そのための費用。今回の開発に対して支払われる報酬はそれほど多くない。一台のマシンを買うこともできない程度しか支払われない。

かといって、この仕事、受けないわけにもいかない事情があるため、なんとかしようと色々と考えてみた。

この時点(2014年1月)での我が家の状況を整理する。
・Windowsマシンは1台。OSはWin7/Office2003。常時電源を入れておく必要がある。
・Macは1台。OSはLion(10.7)。
・Office2013は持っている(Office365のサブスクリプション)。

ここで考えられる方法はいくつかあった。
1. WindowsマシンにOSを複数入れ、利用の都度切り替えて作業する
2. MacのBootcamp機能でWindowsを入れる(もしくはWindowsのみインストールする)
3. Macに「仮想化」ソフトウェアを導入、Windowsとの共存状態にする

1については、正直にいって面倒なので却下。特に、Radikoの録音予定時間に仕事をしていることがあると録音できないし、だからと言って録音するためのツールを両方のOSに入れておく、というのもちょっと違う気がしていた。
2(Bootcamp)に関しては、普段Mac使いとしてはベストな方法ではある、のだが、これまた「切り替える」という作業が面倒なことは事実。iPhoneとの同期を取ったり、iTunesで音楽でも聴きながら作業、というのができなくなるのでこれも却下。Windowsマシンにするなんてのは論外。
となると、3が最適解に思えてくる。実は以前にこの環境での作業をしていたことがあった。その時はMacのノートPC(Macbook Air:この時点では壊れており使えない状況だった)を使っていたのだが、動作が非常に重くて使い物にならない(特に開発については)、と感じていた。

そこで「仮想化」について色々と調べてみると、OSを複数同時に起動させる方法がある、ということに気がついた。いわゆる「仮想化プラットフォーム」である。これであれば、1台のマシンに2つのOS(および異なるバージョンのOffice)をインストールすることができ、かつどちらも起動した状態にすることができるのだ。

また、そもそもWindows用に使っていたマシンはサーバ用途で使えるスペックであり(しかも拡張性が高く、まだ拡張の余地は残されている)、仮想化に耐えうると判断した。

ということで、ちょっとマニアックな「仮想化」という環境を我が家で構築することになったのだが、実際の環境構築に至るまでの話や、その後の状態、今後の展開については後日改めて・・・。




2015年1月21日水曜日

突然プログラムコーディングに目覚める引きこもり(その1:Macプログラム編)

先週から今週にかけては、外に出ていることが多く、引きこもりでもなんでもない生活。

そしてやっと今日になって、しばらく引きこもりになれる、と思ったら外は雪混じりの雨。ストーブはあるが節約しながら使うのでそんなに暖かくない。体を動かすこともなければほぼ自分の机の周りで生活ができる。この一瞬だけを見たら廃人だなぁ、と思ってしまったり。

さて、前回に続き、これも自分で仕事をやるのだったら作りたくて仕方のなかったことのご紹介を。

現在、Mac版のストリームラジオ録音ツールというものを作るべく、Macの開発言語の一つ(デファクトなのかな?)である、Objective-Cを駆使してプログラムを書き始めている。なぜかと言われると非常に困るが、単に、「自分が欲しかった」からなのだが。

Objective-Cという名の通り、言語としてはC言語の延長上にあるもの、とかなんとか・・・、詳細はWikipediaにでも載っている通りではあるのだが、何しろ今までC言語は数回くらいしか使ったことがなく(本職はVBAなので)、しかも、C言語の入門書も通して読んだこともなければなんか難しくて途中で挫折したこともあるので、果たして作れるものだろうか、と不安になりながら作り始めた。

そもそも、プログラムを作るためには「設計」という工程を踏まないといけない、というのはこの手の業界での基本ではある。ただ、「設計」にもいろいろとあり、大企業で使っている業務ソフトなどのように、顧客とのコミュニケーションに使うような細かい設計書を用意したり、「設計書はオレのアタマの中!」的な設計もある。

ただ、何れにせよ「設計」をするにはその前に完成予想図が必要。イメージのラフ画みたいなの。芸術的な建築家(例えば俺の大好きなオスカー・ニーマイヤーとか)は設計図を書く前にイメージ画が存在するはずなのだ。いきなり図面なんぞひくはずがない。

ということで、一番最初にしたことは、作成するその「ツールで何をするのか」ということ。
頭の中にある、アレやりたいコレやりたいを全て吐き出す。自分で作るので限界なし。とにかくやりたいことてんこ盛り。いわゆるブレーンストーミングである。
#実はまだ終わっていなくて、途中で一旦止めてある。
#アイデアはそのあとも産まれるので書き出してあったりなかったり。

そして、そのブレーンストーミングの結果出てきた言の葉たちを一つ一つプログラムに落とし込む作業を行っていく。まとめてプログラムを作るのではなく、一つ一つ。
例えば・・・。

ストリームラジオの録音をする、というのが範囲が大きすぎるので、これは分解する。NHKのラジオを録音したい、とか、J−WAVEを録音したいとか、細かく分解。

では、NHKのラジオを録音する、となると、これは一つのプログラムに落とし込むことができる単位になる(これはプログラムを書く人の目線なので、非プログラマには分かりにくいかもしれないが)。で、とりあえず録音をするためのプログラムを書く。テストする。録音できたらこれでプログラミングの完了。

技術的にいうと、アジャイルプログラミングの技法を使う、ということになるのだが、なにせ単独作業なので、これがアジャイル?とか自分自身では思ってもいなくて、むしろ、「これぞ日曜プログラム」とか「DIYプログラミング」とか言いたい感じではあるが。

ちょっと話が技法の話にずれていったが、そんな細かい単位での開発に、敢えて(というよりは必要に迫られて)未知のプログラム言語を使ってみたのだが、思っていたほど問題は発生しなかった。というのも、プログラムを作るための例だけであればググればいくらでも出てくるので、それを参考にして(パクるところもそれなりにあるが)とにかく書いてみる。そしてエラーが出たらまたググる。それの繰り返し。トライアンドエラー。

自分の中では、プログラムのスキルを上げようとか思ってはおらず、むしろその前段階の企画設計のスキルが大事だと思っているので、とりあえずプログラムは書ければよし。むしろ思っていた企画からの設計フェーズがきちんとプログラムフェーズ以降に引き継がれ、問題が起こらないようになっていればよし、と考えていた。

ゆっくりですがプログラムの公開もしていきますよ。お楽しみに。


・・・とか言ってるうちにさらに新しい企画を思いついてしまった。来週にでも書こうかな。

2015年1月13日火曜日

LINE Creators Market顛末 (その1:申請まで)

自分で仕事をするならかねがねやってみたい、と思っていたLINE Creators Marketでのスタンプ販売に手をつけてみた。

自分自身は絵を描くことが全くできないので、絵の描ける嫁と共同でやってみることに。
ちなみに、その嫁は手書きで絵を描くので、大まかな作業手順としては、
  1. 絵を描く
  2. スキャナで取り込みデジタル化
  3. レタッチソフトで着色や細部の修正
  4. 申請
という流れ。

レタッチには、Photoshopの廉価版にしては高機能と名高い「Pixelmator」を使用。
そもそもアナログ→デジタル変換をする時点でラスタデータ(ドットで構成された画像ね。線画:ベクターデータでなく)になることは問題なし。ベクター化する必要はない。・・・つまり、Illustratorとか使う理由は少なくとも我が家ではないわけだ。

機械的な作業は俺がやる。取り込んで切り取って、背景の透明化とか共通の色付け、はみ出た線の修正など。
その後、嫁にMacの席を譲り、細かい色付けや追加の描画など、作者ならではの手を加える作業。
最後に俺に戻り、画像ファイルの書き出しや申請手配など。

下絵を描き終わってから申請までおよそ1週間。
フリーで仕事をしているが、それでも他の作業の合間にやっていたりするので、下絵が終わってからの時間だけなら2〜3日もあれば作業が終わるのでは?

ちなみに、嫁に言わせれば、「絵を描くのが一番大変。産みの苦しみってヤツ」とのこと。あちこちで言われている、スタンプの絵の中にあるストーリーとか、そういうのを生み出すは確かに難しいのだろう。理系のアタマではとても思いつかないような奇抜なアイデアとかさ。


申請後の審査の顛末はまた別の機会に。

2015年1月12日月曜日

まだまだ書きかけ、作りかけ



『仕事のブログなんて何書くの?』



と、会社にいる頃にはどこの会社でも言われたものだ。

ブログによる情報発信が、会社のプレゼンスを上げ、より信頼を得ることができる、などと言われたりしているのだが、情報を発信することによるコンプライアンスやプライバシー・セキュリティなどの問題のほうが大切だ、と説得され、提案しても却下されることが多い。そして、最後に言われるのが上の一言。

書くことは決まってる。会社が取り組んでいることやちょっとした情報、たまには仕事から離れたお話をするのも当然アリ。もちろん会社における秘匿事項や顧客の情報などは上手に見え隠れするようにして。

だが、そういうことを考えるのは結構大変。だから会社として、と言うより情報を発信する立場として、そういう面倒なことを考えるくらいならやらない、というのが正直な所なんじゃないのかな、と思っていた。



そして、自分で仕事をするようになり、どうやって自分のプレゼンスを上げ、より信頼が得られるような方法はないものか、と考えると、当然ブログの開設にたどり着くのだが、ふとブログを作ってみると、



『仕事のブログなんて何書くの?』


という問題に突き当たってしまうのである(笑)

確かに面倒クサい。仕事と言ったところで大した仕事もしていない。業務内容なんて言われても、こんな感じでしかない。そりゃ書きにくいよねぇ、と自分自身で思う。


でもね。やらなきゃわからないことなんていっぱいあるのですよ。

何が正しいかわからないのに、最初から正解以外の方法を選んで排除できるわけもないし、可能性を排除して動けなくなるのも違うんじゃないの?と思う。

公開できるような情報は、作るしかない。仕事を作ることと同じ。というかそれも仕事だったりするのだからねぇ。

せめて、1週間に1回は新しい記事を作りたいかな。そして、明日までにもう一つ記事を書いてみようかな。という目標を立てつつ。