2015年11月24日火曜日

小ネタ:Office 2016 for Mac 再インストール顛末

唐突ですが、普段Mac使いな人たちが意外に困るんじゃないかと思うこと。

「資料」が開けないことがある

基本的に世の中の「資料」はWindowsで使うことを前提に作られているようです。ちょっとした資料が送られてきても、PDFで来ることは稀、WordだったりExcelだったり。ちなみに、そのPDFもたまに開けない(または開いても印刷ができなかったりする)ことがあります。システムで自動作成されたやつで何度無駄紙を印刷したことか・・・。

まぁ、WordやExcelはMacでは絶対に使えないというわけではなく、インストールしている人も多いはずですし(特に仕事で使うなら必須でしょう)、最悪、iWorkを使うという手もあるので、全くお手上げ、ということにはなりません。

が、すでにOfficeをMacで使っている人は、それが突然使えなくなると困ってしまうわけです。私がそうでした。

ここ数日くらい前から、Officeの全アプリが起動しなくなりました。起動は開始するのですが、オープニングの画面(スプラッシュ)が表示されず、「応答なし」状態になってしまうのです。また、それ以前から、アップデートがちょっとおかしい挙動をするようになりました。アップデータをダウンロードし、かつインストールが終わったにもかかわらず、その後再度最新版の確認をすると、同じアップデートが表示され、延々と繰り返してしまうのです。

こういう時はお得意の「ググってみる」ことから始めますが、意外にも「Officeが起動しない」事象が発生していたらしく、いろいろな解決法が検索に引っかかってきました。

それで、自分の状況と照らし合わせてみると、1箇所だけ、自分の状況だけがおかしい、という点を見つけました。

実は、利便化のために、Officeに限っては「アプリケーション」フォルダから別のフォルダ(実際にはフォルダ直下)にもう一つOffice専用のフォルダを作ってあり、その中にOfficeアプリを全部放り込んでいたのです。これ自体は非常に都合がいいのですが(Dockにフォルダを登録しておけばわざわざアプリケーションフォルダから探さなくていいので)、おそらく、これが原因でアップデートが妙な挙動をしていたのではないかと推測できます。
#こういう時、本来ならエイリアス、Windows的に言えばショートカットを使うんですよね。

とはいえ、それを元に戻したところで起動しないことには変わりがなく、仕方がないので再インストールをすることにしました。そのやり方は思っていた以上に面倒で(基本的に、MacのアプリをアンインストールするのはWindowsに比べるとかなり面倒です)、詳しくはここを参照していただくとして、ざっくり言うと、

  • 「アプリケーション」フォルダからアプリを削除
  • 不可視フォルダであるライブラリフォルダから特定のファイルを削除
  • 再起動後にインストールプログラム起動
と、Windowsのようにアンインストールプログラム一発で削除できるわけではないわけです。

再起動が本当に必要なのかどうかはマユツバですが(私はおまじないレベルだと信じてます)、とりあえず指示通りにやってみました。しかも、これもおまじないと信じてやまないウィルス対策ソフト(我が家はAvastです)の無効化もしてみました。

インストールは無事完了し、一応Wordは起動することがわかりました。その後、アップデートが走り、最新版のOfficeで起動することができたので、問題は解決しました。

Macでも、Windowsのようなアプリの(いわゆる)安全な削除ができるツールを一緒に提供すべきなんだよなぁ、と開発している立場だと思ってしまう、というお話でした。

追記:
Office2016 for Macでの不具合は結構多いみたいです。今回、私は再インストールだけですみましたが、ググってみるとそれだけでは解決しないケースもかなりあるようです。あまり私のケースは参考にならないかもしれませんね。

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